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薄毛歴約30年の大ベテラン

薄毛8
50才 女性。
若い頃から髪の毛の量が少なかった私。頭頂部のつむじの部分の地肌がうっすら見えていました。初めて気付いたのは20代なかばに、座っている私を上から見下ろした兄の言葉でした。お前薄くない?冗談かと思いました。その時は笑って流し、兄もしつこく言う事はなかったのですが、後から鏡で確認すると…若干肌色が見えていました。

 

でももしかしたら、人間ってこんなもん。髪の毛の下は肌が少しくらい見えてるのが普通なんだろう、そう思いました。今まで自分のも他人のも意識して見た事がなかったからです。友人達のをそれとなく確認しました。食事会やオフィスで座っているのを見るのは簡単です。しかし、誰も地肌が見えません。

 

それからは電車や職場で人の頭頂部を見るくせがついてしまいました。そしてなるべく、自分の頭頂部を見られない努力をしました。プライベ−トでは、可能な限り帽子を被りました。でも20代30代なんか、今に比べたら可愛いものでした。地肌といっても本当に頭頂部だけ。40代になると分け目の筋がはっきりわかるようになりました。頭頂部以外の毛は多いので、ふんわりとボリュ−ムをつけてなんとかごまかせますが、ちょっと油断すると分け目の地肌が丸見えです。お洒落して出掛けるのが嫌になりました。見られたくないので美容院にも滅多に行かなくなりました。

 

48才くらいから、当時小6の息子にハゲハゲと連発されるようになりました。あれはムカつきます。そこまでハゲてないのに。でも、今年で50歳になるのですが、同年代の女性をよくよく見ると、私と同じくらいかもっと薄い人がうようよいます。同級生達の何人かも分け目が見えてきた人がいます。時代が私に追い付いたんだ、やっと。長かった。周りで薄毛に悩み始めた人が出てきましたが、何を今さら。私なんかハゲ歴30年です。悩んでもしょうがないんです。もう、どうしようもなくなれば、女性用ウィッグを使う手があります。ハゲで長年悩み続けたお陰で、もう悩むのには飽きました。ハゲる事が怖くなくなりました。